新型コロナワクチン接種と田んぼ。
昨日、「新型コロナウイルスワクチン接種クーポン券」が送られてきた。接種順位1の昭和32年4月1日以前の生まれに該当するらしい。
明後火曜日は28日ごとの通院日なので、いちおう主治医に話してから、予約をするとしよう。おれにとっては、前回の注射後39度近い熱が出たことのほうがモンダイだ。
梅雨空が続き、一昨日、昨日、今日、5時頃には小雨が降っていて、早朝歩きはやめている。だけど、昨日は、昼頃の晴れ間に、北区の図書館と隣接するショッピングモールへ行った。どちらも混雑していた。7キロぐらい歩いた。
一昨日は、昼の晴れ間に、いつもの早朝歩きコースそばの田んぼの写真を撮りに行った。5キロ弱歩いたと思う。
見沼田んぼの中に、わずかに残る田んぼで、草ぼうぼう状態で耕作放棄かなと思っていたが、一か月ほど前だったか、耕し水を張り田植えを終えた。
田植え後の頼りない苗が、日々しっかり成長していく様子は、田の面も美しく、何度見てもいい。
ガキの頃から高校卒業するまでは、毎日見た景色だ。それが、スケールは小さいが近くにあるのは、うれしい。それで写真を撮っておこうと思ったわけだ。ほんとうは、早朝歩きのときにカメラを持って行って、昇ったばかりの太陽が田の面を照らす様子などが、なかなかよいのだが、カメラを持って歩く気はしない。
この田んぼの水は、見沼たんぼの西側を流れる見沼代用水西縁から枡で水量を調節しながら取り込む。
耕作地は西側から東側へ微妙に傾斜がついていて、水は流れながら何枚かの田を満たし、東側の水路に落ち芝川に流れこむ仕組みになっている。江戸時代から、ちゃんと計算されて開かれた農地なのだ。
苗を育てるには微妙な水の調整が大事といわれるが、田と田の間の水の流れを調整する仕切は、壊れかけたプラスチックの板とコンクリートの欠片のようなものだ。廃物利用。
微妙なことを、道具を選ばず、無雑作にやってのけていて、おもしろい。日々の料理も、こんな感じかな。
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